R5年3月は花粉症について学びました。
国内の花粉症患者数は3000万人超ともいわれ、今後人口の減少傾向の中でも患者数は増え、花粉症に罹患する人の割合はますます高まることが予想されます。
Q.花粉症って何?
A.花粉によるアレルギー反応
人体には、入ってきた物質が体にとって異物かどうかを判断したり、異物を排除したりする免疫が備わっているが、過剰に反応して通常は体にとって異物ではないものも異物と判断してしまい、体外に追い払ったり退治しようとする。
これをアレルギー反応と呼び、スギやヒノキなどの花粉で引き起こされるアレルギー反応が花粉症。
花粉症の原因となる花粉はスギやヒノキの他、ブタクサやヨモギ、イネ科も植物などさまざま。それぞれ飛散時期が異なり、花粉全体ではほぼ一年中飛んでいる。
Q.発症する人としない人がいるのは何故?
A.花粉に反応する体質かどうか
花粉を異物と判断する人の体内に花粉が入ると、体外に追い払うためのアレルギー反応のもとになるIgE(アイジーイー)抗体という物質が作られる。
この体質の人は発症し、作られない人は発症しない。
IgE抗体は花粉が体内に入るたびに増え、一定量を超えるとくしゃみや目のかゆみなどを引き起こす物質を放出するようになり、花粉症を発症する。
「花粉症は関係ない」と思っている人でもIgE抗体があればいつかは発症する可能性がある。
Q.花粉症対策はいつから始める?
A.「花粉よけ」は飛散開始日前から
観測による花粉量が増え、一定の基準を満たすと花粉飛散開始日として公表される。花粉による症状を少しでも抑えるためにはマスク着用をはじめとする「花粉よけ」で体内に入る量を減らすことが大切である。
「花粉よけ」を徹底することで、症状の出始めを遅らせることも可能。症状が出る前に薬を買い備え、症状が出たらすぐに使う。
Q.病院へ行く時間がない場合は?
A.市販薬を活用する。
市販薬でも病院でもらう処方薬と同様の効果が期待できる種類の薬の普及で眠くならないタイプの薬も増えてきた。
鼻がムズムズする、目のかゆみなどの症状が出たらすぐ使い始めること。
花粉症と風邪の見分け方
花粉症・くしゃみ・鼻水・鼻づまりを中心に目やの喉のかゆみ・いがっらぽさ
・止めようとしても落ちてしまうような水鼻
・熱は上がっても微熱程度
・花粉が飛んでいる間は症状が続く
・毎年同じ時期に症状が出る
風邪 ・せきや痰、喉の痛みが出やすい
・はじめは水鼻でもやがて黄色っぽくネバネバした鼻水になる
・発熱することが多い
・通常、数日で回復に向かう
・季節に関係なくかかる可能性がある
(研修まとめ)
花粉症に関してあらためて学ぶ機会となりました。
まず市販薬は常備しています。私は花粉症の辛い年と軽い年があります。
辛い年にはどのような対策をとれば軽くなるのか、自分自身の状態を知ることが大事だと思います。
ひどい人は薬も効かないと聞きます。
花粉の多くなる時期の前から対策が必要な人もいると聞きます。
まずは正しい知識を知り、正しい対策がとれるようにしっかり把握することが大事です。
また仕事で迷惑がかからぬように心掛けています。
症状がひどい人は洗濯物もすべて部屋干しにする、上着を部屋に持ち込まないなどがあるようです。