R3年2月は、接遇の基礎を再度学習しました。
接遇にはもてなし、接待、応対という意味がある。
接遇の評価は自分が下すものではなく、相手がどう感じるかによってなされるもの。
相手に満足を提供し、相手が心地よく感じる応対をすることが接遇の基礎である。
一人ひとりが職場の代表者という自覚をもって利用者様と接さなくてはならない。
サービスの6S
①Smile(スマイル) …笑顔/声をたてないで笑うこと/目が微笑む
②Smart(スマート) …頭のよい/気の利いた/(動作など)きびきびした・活発な・
(服装など)身なりのきちんとした
⓷Speed(スピード) …(動作・行動などが)速いこと
④Sincerity(スィンシアリティ)…誠意/正直/心からの/うそ偽りのない
⑤Specialty(スペシャリティ)…専門の/プロ意識/カリスマ性
⑥Study(スタディ)…勉強/研究/調査
介護知識/接遇(サービス)について(勉強)
利用者様の希望を予測する(調査・研究)
批判に耳を傾け、失敗を認め、そこから学ぶ(勉強)
◎立ち居振る舞いのポイント
「せ め て あし ふく くせ」
背 目 手 足 服 癖
せ (背)…背筋は伸びているか。
め (目)…目線を合わせて応対しているか。
て (手)…手の指先の神経まで、行き届かせているか。
あし(足)…足をそろえて立つ。足を組んで座らない。
ふく(服)…身だしなみは整っているか。
くせ(癖)…気になる癖はないか。癖を出さないように気をつけているか。
◎あいさつのポイント
あ・明るく い・いつでも さ・先に(相手より) つ・続けて
・自分から先に…あいさつをされて不快感を覚える人はいない
・心をこめて…あいさつに気持ちがこもっていなければ、ただの掛け声でしかない
・大きな声で気持ちよく…明るく爽やかに、恥ずかしがらずにあいさつする
・続けて…あいさつをされたら、続けてあいさつを返す
・いつでも…上記の点をふまえ、どんな時も変わらないあいさつの習慣を心掛ける
(研修まとめ)
接遇は言葉づかいや挨拶などに留まらず、介護サービスを行う上でとても大切です。
中でも訪問介護において必要とされるのは、他人の目がない分、なれ合いになりやすいからと言える
でしょう。
“プロのホームヘルパーと利用者”という関係であるべきものが、“私とあなた”という個人的な関係
にならないよう正しい接遇を意識して、節度ある関係を保つ必要があります。