スタッフ研修H30年8月 「排泄ケア・おむつ交換をマスターしよう」

 

8月は排泄介助の勉強をしました。

 

(おむつ交換のテクニック)

汚れを速やかに取り除き、汚れを広げない!

 

1, おむつの上端が利用者様のおへそのラインになる位置に置く。お尻の中心を合わせる。

2, 尿取りパッドを裏から掴んで溝を作り、陰部(男女別)に合わせて当てる。

3, 股間とおむつの立体ギャザーに隙間ができないようにフィットさせながら、前面をきれいに広げて、

    下のテープは斜め上に向かって止めて、上のテープは斜め下に向かって止める。

4, 左右のお尻のギャザーに指を回し入れて整える。

5, 丁寧にスピーディーに実施する

 

 

 

ヘルパーは排泄介助を実施した後に、下記のチェックリストで振り返りを行います。

 

(排泄介助のチェックリスト)

1, 最初に利用者様の体調を確認したか

2, これからおむつ交換を行う旨を利用者様に伝え同意を得たか

3, 介助動作前に適切な言葉掛けができたか

4, 陰部から臀部の清拭を行い、一度拭いたら面を変えたか

5, 安楽な姿勢で介助できたか

6, 衣類と寝具を整えたか

7, 換気したか

8, 排泄後の体勢、体調を確認したか

9, この排泄介助は利用者様の意思を尊重できていたか

 

高齢者の多くは、自分で排泄できなくなった時、大きなショックを受けてプライドが傷つきます。

介助者であるヘルパーは利用者様と共に身体機能に合わせた排泄方法を考えます。

利用者様の気持ちを受け止め、安心して排泄介助を受けて頂けるように努めねばなりません。

                                  妹尾昭美